基礎情報
(故) S・S 様 2023年5月のご様子
入居経緯
2020年11月に肺癌診断されましたが積極的な治療はご希望されず、2023年2月末に緩和ケアを希望されました。徐々にADLの低下あるものの自尊心が強く、支援要請なくお一人で生活していたが、徐々に動作時の息切れと疲労感が強くなり、疎遠だった甥を頼るようになってきました。甥からの勧めを受け4月末急遽SUN SUN ISLAND石巻に入居されました。
年齢
94歳
性別
男性
お仕事
学校長
趣味
登山
これからやりたい事
『自分の足で歩きたい』、『寿司を食べに行きたい』、『持ち家が気になる』
既往歴
前立腺癌術後
疾患名
肺癌終末期(右癌性胸膜炎)
医療処置
緩和ケアが必要な方。
ケア内容
ご自宅での生活は限界ギリギリだったようで、入居間もなく歩行困難となり、食欲が日毎に低下し悪心がありました。氷なら食べられると仰り、ご希望に応じ訪問時間以外にも適宜施設サービスで対応し提供していきました。意識が朦朧とし認知力が低下したため金銭面で甥御さんとの関係性が悪化しましたが、好きだった山やつつじを見せてあげたいと日和山散策をご希望され、スタッフと甥御さん夫婦、医師と共に外出しました。体調が良い状態とは言えなかったのですが、朦朧としていた中でもしっかりとスピリチュアルな現象が起きていることを話して下さりました。これを機に甥御さんとの関係性が改善し、外出した2日後、甥御さんのそばで見守られながら、施設で永眠されました。
平均請求額(円/月)
135,357円
(医療保険自己負担分・訪問理容費込み)
Before
After