基礎情報
N・S　様　2023年9月のご様子

入居経緯
重度障がい者向けグループホームへ入居中でしたが、真皮を超える褥瘡があり、医療依存度が高くなっていました。また、体調不良により、思うような生活が出来ず、ストレスが溜まり攻撃的な言動も増えてきたため、グループホームから転居されて来ました。
グループホームと有料老人ホームの違いもあり、理解が追いつかなかった為、体験入居を行いスモールステップからの実施となりました。看護師が２４時間在中し、適宜やり取りができる環境に安心したことが、入居のきっかけとなりました。

年齢
55歳

性別
男性

お仕事
自衛隊・トラック運転手

趣味
ＴＶ鑑賞

これからやりたい事
『一人暮らしをしたい』

既往歴
膀胱瘻造設術後、反復性尿路感染症

疾患名
頚髄損傷、褥瘡

医療処置
褥瘡処置、膀胱瘻管理、排便管理が必要な方。

ケア内容
訪問看護については以前利用されていた事業所より申し送りを受け、同様のケアが提供できるようスタッフ間で共有を行いました。また複数名で訪問しケア介入することで、攻撃的な言動を回避出来ています。

グループホーム入居時は、１人の時間が多く、他者との交流は無かったため、会話の機会が少なく、関係機関へ頻繁に電話していました。心理的な安心感を増やすため、スタッフ及び管理者が定期的に訪室し、頻繁なコミュニケーションを行いました。入居前、入居時に比べて笑顔が増え、冗談を言う事も多くなり、攻撃的な発言が落ち着いていることを実感しています。また、関係機関への頻繁な電話も減少し、穏やかに過ごされています。

平均請求額（円/月）
139,076円
(医療保険自己負担分・訪問診療及び内服処方薬立替費用込み)