時空をこえて

母親が好きだった寿司屋さんに、弟と二人で20年ぶりにきた。

大将から、母の裏話をきいた。

私が就職活動もせず、音楽活動を始めて、悩んで悩んでいたこと

弟の友人が高校に入ってから変わってしまい、心配していたこと

弟と二人、大将を囲んでカウンターで話していると、となりに母がいるような感覚となった。

「二人が立派になって天国で喜んでいるよ、きっと。こうやって昔話をすることも供養につながるんだ。」

大将の言葉が身にしみる。

最後の最期は、酸素マスクと胃ろうと、排泄も管から処理していた母。

切り拓いてくれたこの道を、正解にする生き方をのこすことが親孝行。
両親の育て方を正解にする生き方へ。

時空をこえて過去を統合し、未来につなげる。

一人でも多くの方が、安らかな最期をとげられるよう、愛さんさんビレッジの世界観を仲間と共につくる。

そして、自分よりももっともっと苦しいと現実をとらえている方々の、正しい努力が報われる仕組みをのこしていきたい。

今日も温かい一日をありがとう。
いつも支えてくれてありがとう。
みんなありがとう。

 

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