20年ぶりのバンコク。
当時はバックパッカーしながら、バンコク、プーケット、サムイ等の安宿泊まり、現地の方と同じ物を食べ、旅していた。
1日宿と食費込みで500円くらいで過ごしていたと思う。
大学を留年し、将来どうしたら良いかわからなかった空回りの私は、沢木耕太郎さんの深夜特急に触発され、旅に出ることにした。
旅の目的は、将来の生き方を決める旅。
1ヶ月を越える旅の中で、明確な将来像は決まらなかったけど、香港、マカオ、カンボジア、タイ等の国々を回る中で気づいた事があった。
自分は、なんて幸せな環境にいるんだろうか、という当たり前の感覚を、実感したことだ。
夢を描ける幸せを体感した。
あれから20年。
経営者になろうと思い描き歩んできた青年は、その道のスタートラインに立つことができた。
多くの人たちに心配をかけて、大切な人を失い、迷い、悲しみ、自分自身の汚い所を散々に知って、自分に失望しながら。
そして、多くの偉人達の言葉を胸に、それを頼りに、ひたすら走った。
よくなりたいという一心で。
あれから20年。
今回は起業家グループEOのフォーラムメンバーと共にタイへ。
たまたま東京フォーラムの方々とご一緒できる機会に恵まれ、上場された方や400店舗以上経営されている方、業界NO1の方々との時間を頂けることとなり、大きな学びを頂いた。
もっともっと知りたい、その方々の人生を。
その方々が、なぜその事業をしていて、どこに向かおうとしているのか。
そして、なぜ起業したのかを。
知ることが増えるほど、未知の世界が大きい事に気がつく。
一生学び、実践の繰り返しだ。
敵は周りには、いない。
すべて自分次第。
業界や従業員規模、会社の状態等よって芯を捉えた打ち手は様々だけど、共通する原理原則があるんだ、きっと。
そして、海外で開催する理由も何となくわかってきた。
創造性は移動距離に比例する。
創造性はカオスの中から生まれる。
創造性は非日常性空間から生まれる。
今後も敢えて、いずらい環境に身を置き、自己成長を促し、大きな男になりたい。
現場は課題山積だけど、一歩一歩進んで行こう。
愛する家族のため、
共に働く仲間とその家族のため、
信じて支えてくださる方々のため、
子供が生きていく、より良い未来のため。